将来の生活の安定のためにも正社員で採用されることを希望している方は大勢いるかと思います。正社員で採用された方が今後のキャリアも伸ばしやすいですし、厚生年金や健康保険への加入にも有利になるので生活の見通しも立てやすくなるでしょう。老後のための資金計画という観点でも正社員にこだわることは大切です。そして正社員での採用を目指すのであれば、世の中に多くの需要がありそれでいて供給が不足している業界を狙うと良いでしょう。
介護の仕事は今後日本の高齢者の人数が加速度的に増えて行くことが予測されていることから、とても需要の高い仕事と言えます。特に2025年にかけて介護サービスを必要としやすい75歳以上の後期高齢者の方が多くなっていくため、今後10年から20年は確実に仕事の需要は尽きないでしょう。また単身世帯の高齢者の方が増えていますが、そうした方は家族からの介護で支えてもらうという希望が持てないため介護サービスに頼らざるを得ず、そうした方からの需要の増加も見込まれます。
Webデザインの世界は最近随分身近になりましたが、まだ業界が出来てから20年も経っていません。21世紀の初め頃から盛り上がり始めた業界です。そのため専門的なスキルを多く必要とするにも関わらず、比較的正社員で採用されやすい業界です。ただこの業界で活躍をするにはAdobeのソフトウェアであるIllustratorやPhotoshopのスキルに加えてHTMLやCSSなどのスキルが必要なため、それは先に身につけると良いでしょう。便利なWebセミナーなども多く存在します。
モノづくりが大好きで新しいものを生み出していきたいという思いの強い方には製造業、特に工場の仕事が向いています。また生活を安定させたいという気持ちが強い場合も製造業の仕事に就くと良いでしょう。製造業の仕事は一般的に給与が良い場合が多く、定年の延長制度や再雇用制度なども充実しているため生涯賃金を高めやすい仕事になります。また24時間操業の工場であれば勤務形態も柔軟な体制をとっていることが多く、働き方も選ぶことができます。
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介護の世界でキャリアアップをしていきたいと思っている場合は資格の取得が必須になります。まずは介護職員初任者研修の修了から始め、徐々にステップアップしていくと良いでしょう。始めのうちは介護サービス利用者の身の回りのお世話がメインの仕事になりますが、上位資格になるほどそれ以外の仕事の割合が増えていきます。
一般的に他業界の仕事では幹部になれるのは40代以降となるでしょう。しかし国際競争の激しい製造業界は若い幹部が現場を率いる力強い体制の構築を目指しており、30代で課長などの幹部職に登用される可能性があります。出世意欲の高い野心的な性格をした人に向いた業界と言えるでしょう。